もうはまだなり、まだはもうなり

アラサー会社員が綴る日々の思うことと備忘録など

昔カナダに留学した時の出来事

リモートの飲みとかで、最近おもしろい話あった?という話を聞かれるんだけど、絶望するほど面白い話がないので、昔話をしようかと思います。


高校時代やることがなさ過ぎて、英語の勉強をしていまして、大学に入ったタイミングでとりあえずカナダに留学した時の話です。多分15年くらい前の話。

 

1人でカナディアンエアに乗って、カナダの土地に立った日を今も覚えています。

現地では、ホームステイ先のオランダ移民のカナダ人の家にて、毎日セロリと玉ねぎのサラダを食べていました(事前のアンケートで食べられないもの:「セロリと玉ねぎ」って書いたので、いやがらせだったのかなぁ)。

 

英会話は日本でも結構やっていたので、まぁカタコトではあるがそれなりにしゃべれていて、何のためのに留学したかというと英語圏で生活するってことをしてみたかったからなのです。一応、カナダの英会話スクールに通うわけなのですが、そこには韓国人や台湾人それからサウジアラビヤとかブラジルの人もいました。まぁみんなと仲良く楽しくやっていましたです。

 

カナダは移民の国でもあって、とってもおおらかで、フレンドリーな人が多かったです。英会話学校に通う電車の中でも、おばちゃんが「君の髪型いいね!」的な事を言ってくれたり、毎日通うカフェのおねーさんも何を言っているかは聞き取れないが、なんか話しかけてくれたりしてくれました。

 

たぶん、2カ月くらい経って、ちょっと留学自体にも飽きてきて、英語ちょろいじゃん(全然ちょろくはない)と思い出した時の出来事です。

 

いつものカフェに行って、コーヒーを買って公園のベンチに腰掛けて、1人で飲んでいた時のことです。

隣に初老の中肉中背の方が来て僕に話しかけてきました。君はどっから来たのかとかなんとかいろいろ話して「ぼくは東京五輪の時に東京に行ったよ、日本はすばらしい」みたいな話をして、オッこいついい奴やんとなったわけ。

 

盛り上がってきて「BTW(by the way)、君はblowjobには興味があるか、うちで出来るから来ないか?」みたいなことを聞いて来たわけです。

 

正直blowjobがなんなのかはわからなかったのだけど、前後の文脈から明らかにエロイことだとはわかったんです。で、日本人にありがちな、知らないことを聞けないということを盛大に発揮してしまい、「あれ、カナディアンガールとブロージョブっていうなんかプレイできるのかなぁ…」って思っていしまいました。

 

で、ぼくは「OKOKいくやで」って回答した訳です。おじいさんのうちに行く過程で、おーこれはマジでカナダ人のチャンネーと一発やれちゃうんじゃね?ってテンションが上げまくりでした。

 

で、おじいさんのうちに到着します。なぜかカナダなのに靴を脱ぐスタイルの家でした。ワイは、当時ユナイテッドアローズで買った限定復刻モデルのハイカットのオールスターをはいていたので、脱ぐのマジめんどくさいーって思いながら、脱ぎました。

 

で、チャンネーは?どこかな?これから来るのかな?ベッドで待ってればいいのかな?とキョロキョロしていたら「じゃあ、リラックスして」とおじいさんが僕のズボンチャックをあたりを触ってきました。そこで初めて気づきました。僕とチャンネーではなく、僕とおじいさんでプレイが始まる展開だったということに。

 

必死に「NONONONO」と連発して、靴を履く時間も惜しんで、靴をもって外に出ました。幸いおじいさんは力づくでもなく、追ってくることもありませんでした。完全に僕の勘違いでおじいさんをその気にさせてしまっていたみたいで、めちゃくちゃ申し訳ないのですが、超えてはいけない一線を越えてしまいそうですげー怖かったです。

 

つまり、あのおじいさんはゲイの方で、僕と一緒にblowjobをしたかったということでした。

 

家に帰ってすぐ辞書で調べたのですが、blowjobという単語を完全にわかっていなかったので、うまく検索して意味を見つけることはできませんでした。そのため、翌日、日本に駐在したこともある英会話の先生(男)に「ブロージョブってなんなん?多分エロイワードなんだけど。」

ケビンは答えました。「それはあれだよ、日本語ではしゃくはちのことだよ。」

ワタクシ「ああ、フェラのことですね(なんで、このおっさん、そんな尺八ってワードまで知ってるんだろう…)」

 

ちなみに、BJとも略すみたいだからみんな使ってみてね★

皆さま、新年あけましておめでとうございます。